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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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野口武俊/研修医日記5
あっという間に三ヶ月が経ち、研修が終了しました。
研修開始直後はリーディングのあまりの速さに「ついていけるだろうか」と不安でした。しかし、木村先生は要所要所を丁寧に解説してくださったので、がんばることができました。普段から疑問に思っていた点もいくつか解決し、また今までと同じ病理診断をつけるとしても根拠のある診断をつけられるようになりました。かなりの数の検体を見たため、同じ病気でもいろいろなバリエーションがあることを経験し、診断の幅も広がった気がします。
木村先生がおっしゃるように、ひたすら検体を見ることの大切さを身をもって体験することができました。

僕が研修していた期間には他に三名の先生方がいました。
阿南先生は、冷静沈着で知識が豊富で、質問もしやすく快く質問に答えてくれました。家族想いで良いパパという一面もあります。
木曽先生は、おっとりとしていて癒し系。壮大なプロジェクトに日夜がんばられていました。実は買い物のときは値切り魔という説も。
仙波先生は、僕と一緒に研修をスタートした先生です。もともと病理を専攻していただけあって、知識が広く深く、でも謙虚な方で、ふんわりとした空気をもつ先生でした。木村先生プロデュースで大変身したという経歴をもちます。

みなさんとても優しく楽しい人ばかりで、リーディングの合間の休憩時間もとても楽しく過ごす事ができました。また学会などでお会いする機会もあるかと思いますが、そのときはよろしくお願いします。

木村先生はとても思いやりがあって常に周囲の人のことを考えて行動されているため、いろいろな人から信頼され、顔がとっても広いです。
木村先生おすすめの食べ物が、事務の方も含め、僕ら研修医にも配給としてまわってきます。一人暮らしだと不足しがちなビタミンを含む果物や、北海道のおいしいお魚や、お米などなど。またおいしいお店もたくさん知っていて、連れて行ってくれました。(しかもどの店でも顔パスの常連さんでした!!)
また、親身になっていろいろと相談にのってもらいました。
趣味が多く、忙しい仕事の合間をぬって、習い事をされている姿を見て、自分もピアノをまた再開しようかなと思いました。

研究所は、木村先生だけでなく、多くの人で支えられています。
診断科の事務、技師さんの方々、Ackermann研究所の事務の方々。
みなさん素敵な方ばかりで、何より笑顔で元気よく仲良く仕事をされているのがとても印象的でした。自分も木村先生だけでなく、研究所のみなさんにとてもお世話になりました。食事会や飲み会はとても楽しかったですし、時には真面目に相談させてもらいました。こんなにも素敵な方たちばかりが集まるのは木村先生の人望の厚さ、職場環境へのこれ以上ない気配りがあるからなのだろうなぁと思いました。

今回の研修でまだまだ課題はたくさん残りますが、病理の勉強の仕方、診断の手がかりをいかに見つけるか、難しい検体に出会った際にどのように対応するかなど、どれも難しいですが、重要なヒントを得る事ができた気がします。
これからは日常診療において病理を今まで以上に身近に感じ続け、札幌で得た知識を整理しながら、皮膚病理の勉強を続けていきたいと思います。

最後になりますが、
貴重な研修の機会を与えてくださった、大原國章先生。
私のくだらない質問にも優しく答えてくださった研修医の先生方。
研究所での勝手がわからない自分を優しく見守っていただいた研究所の方々。
そして、私の研修願いを快諾していただき、皮膚病理を懇切丁寧に教えていただき、医師としてのアドバイスまでくださった木村鉄宣先生。
みなさまに心より感謝いたします。
どうもありがとうございました。

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野口武俊/研修医日記4
あっという間に時間は経ち、札幌に来てから1ヶ月になりました。
3ヶ月の研修予定で来ているため、もう3分の1が過ぎてしまいました。
研修開始から1ヶ月の間でかなりの量の検体をみました。検体数が多い日で200件近くになったこともありました。週で900件ほどにもなります。
1ヶ月でなんと3000件以上!!(私は週5日なので、木村先生はもっと多く読まれています) さすがにこんなにも多くの量をみていると、同じ疾患でも教科書に出ているような典型例のみではなく、いろんなバリエーションがあることに気付きます。今までは、教科書をみながら絵合わせ的に自分なりに診断をつけていたので、少しでも「予想外」の所見があると、その疾患に当てはめていいものか、と迷ってしまっていました。しかし、種々の所見が現れることを知っていれば、診断により自信が出てきます。
いまだ、課題はたくさんありますが、少しずつ消化していきたいと思います。

研修はとても有意義ですが、実は研修以外でも自分にとって良い経験になっていることがあります。先日ですが、木村先生に和楽器(箏、尺八など)の演奏会に誘っていただきました。今までそういった楽器の演奏を生で聴いたことはなかったのですが、実際聴いてみると現代でも十分通ずるような曲の構成と、音の斬新さ(自分にとって)、に心うたれました。実は今日もまた演奏会に行く予定なのです♪そうやって病理の研修だけでなく、教養の幅も広めていけるなんて、木村先生に大感謝です。
野口武俊/研修医日記3
研修開始よりほぼ3週間が経過しました。
だいぶ顕微鏡をのぞくことに慣れ、見慣れた疾患も増えてきました。
虎の門病院では主に皮膚腫瘍を中心に病理をみていたため、炎症性皮膚疾患は自分にとってはとても難しく、木村先生が小さい所見でも拾って診断をつける過程をみて、ただ感心する毎日です。あせらず徐々に理解できるようになりたいです。

さて、今回は札幌市内で自分のお気に入りの場所を書きたいと思います。
札幌にはお洒落でおいしい珈琲店がたくさんあります。
東京(新橋)にもある「宮越屋珈琲」はみなさんご存知かと思いますが、札幌の円山というところに本店があります。
とてもおいしい珈琲を入れてくれます。
また、豊平にある「宮田屋珈琲」はとてもレンガ造りの落ち着いたお店で、時間の流れを忘れてしまうほどです。
「工房沢田珈琲店」は地下鉄平岸駅の近くにあり、これまた落ち着いた雰囲気で、オーダー後に一杯一杯豆を挽いて作ってくれます。
休日はフリーな時間があるので、こういう場所に行ってまったり勉強しています。適度に息抜きをしながら研修をがんばっていきたいと思います。
野口武俊/研修医日記2
さて、日記も二回目になりました。
今回は研究所での生活について書きたいと思います。
なんといっても研究所は朝が早いです。
7:30には朝のリーディングが始まります。
木村先生は朝の1時間ほどで30症例くらい診断をつけてしまいます。
その後はリーディングをやってはブレイク(休憩)を入れての繰り返しです。
このブレイクというのが僕にとっては非常に重要なのです。今まで、一日中こんなにも長く顕微鏡をのぞいたことはなかったため、段々と眼が疲れ、肩・首がこってきます。そんなときにブレイクタイムに入ると、ストレッチをしたり、眼を休ませることができます。なので、長時間顕微鏡をのぞいていられるわけです。気付いたら夕方になっていて、一日が終了。本当に一日があっという間に感じます。今日で研修開始から2週間弱になりますが、数えきれないほどの症例をみました。研修は3ヶ月の予定なので、この6倍以上の症例がみられると思うと、うずうずしてきます。笑  今はひたすら症例をみる時期。
なかなか得た知識を整理するのは難しいですが、何回か繰り返し同じ症例に出くわすうちに整理できてくるのでは、と思っています。
休日は大学時代によく行っていたお店に行って、買い物をしたり、食事したりして楽しんでいます。その辺のことはまた今度の日記で書こうと思います。
野口武俊/研修医日記1
10月1日より、研修を開始しました野口武俊と申します。
簡単に自己紹介を簡単にしようと思います。
約6年前に北大の医学生だった頃、少しの期間、朝のリーディングに参加させてもらっていました。学生時代から皮膚科に興味はありましたが、そのリーディングに参加していたことによりだいぶ影響を受け、皮膚病理に関してもたいぶ興味をもつようになりました。木村先生といつかまたお世話になることを約束し、大学を卒業しました。
卒業後は神奈川の市民病院で初期研修を行い、後期研修医として虎の門病院皮膚科に入りました。現在は医局には属さず、虎の門病院皮膚科で大原國章先生のもとで、皮膚外科を中心に学んでおります。
この度、木村先生と大原先生の御厚意で、こうして研修の機会を与えていただいたことを本当に幸せに思っています。3ヶ月という期間ではありますが、自分なりに目標を決めて、悔いの残らないようがんばっていきたいと思います。
それと久しぶりの北海道も満喫したいと思います。
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