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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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小川浩平/研修医日記
平成24年10月から札幌皮膚病理診断科で研修させて頂いています、小川浩平です。奈良医大皮膚科入局後より皮膚病理を福本先生に教わり、興味を持ちました。

研修のために奈良を離れたと思っていたら、いつの間にか札幌での生活もあとわずか。もともとの筆不精が祟り、初めての日記は研修生活の総括になりました。

こちらの生活で驚いたのは、とにかく見る量が多いこと。朝から晩まで、一日で100枚くらいは見ていたのではいでしょうか。施設全体でも1日に検体数が200件くらいになるとのらしい。大学での症例と比べてcommon diseaseが多いものの、難しい症例も盛りだくさんでした。足りない知識と経験を教科書と耳知識で補いながら、最初はadjustするのに精一杯でした。隣の席では春から研修に来ているKAKU先生が、分厚い英語の教科書を開き、Weedon先生の記載について親切に教えてくれる。ありがたや。でもWeedon先生って誰。木村先生とのリーディングと復習の濃密な時間は、1日で大学の1週間分以上の勉強をしているような感覚でした。

夕方で診断科の業務はいったん終了するが、夜はめいめい「本日の症例」という、インターネット上にアップされた検討症例をじっくり見る。木村先生や阿南先生でも迷われるような症例なので、手応え充分な症例ばかりであった。福本先生がかつて研修時代に毎日リプライされていたと聞き、自分も研修終了まで続けようと頑張ってみようと決めた。しかし、付いていこうとするが、なかなか容易ではない。本日の症例をtryし続ければ、今後外来や病棟業務の後でぐったりしていても、少しは頑張れるであろう。研修仲間とリプライを続けていき、10月11月はあっという間に過ぎていきました。

12月に入ると、寒さが増し、地面が凍結し、遠出が億劫になってくる。11月某日の夜に派手に滑り、慎重になったのも束の間、うっすらパウダースノーが被さった隠れた凍結道路にきれいに引っかかり二度目の転倒を経験しました。転倒で骨折される方もおられるそうで、冬に研修に来られる方々は気を付けてください。

日毎に路肩に押しのけられた雪山が高くなり、道端の花壇が埋まり、自転車も埋まっている。寒さと雪は大変かと思っていたが、札幌の都市計画の中におそらくしっかり対策されているようで、意外と快適でした。診断科では、普段のリーディング以外に、スライドの下読み、空いた時間で(主にKAKU先生の)英語の教科書を読む練習をしたり、リンパ腫の知識の整理をしたりしました。Weedon先生の本は、持って帰るのが重いから奈良に帰ってから買うことにしよう。


 ある週末には、KAKU先生、マレーシアからの研修生のLee先生と一泊の温泉旅行に行きました。旅行を通して研修仲間と親交を深められたのは良い思い出となりました。今回の研修生活では、お二人の明るく気さくな人柄に大変助けて頂いた。いろいろな知識を教えてもらい、難しい症例について気軽に話し合いができることで、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうKAKUさん。Thank you, Jason. そしてお忙しい中いろいろと教えて頂いた阿南先生、ありがとうございます。

「朝から晩まで」皮膚病理のことだけに費やして良い、他の仕事をしないでよいという環境が何より貴重なものと感じました。他の事に気を散らさず、一つのことに集中できる環境というのは、働き出してからはなかなか得難いものです。日々のリーディングのみならず、バーチャルスライドシステムでの全国的な連携体制の構築、勉強に集中できる環境を構築された木村先生に重ねて感謝申し上げます。ありがとうございました。今回の研修は日々成長を実感できました。そしてスタッフの皆様にも御礼申し上げます。

札幌に来る前に、福本先生は「楽しんでおいで」と言って下さいました。短期間のためやや突貫気味の研修生活でしたが、皆様のお蔭で楽しく有意義な研修生活が送れたと思います。ありがとうございました。

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