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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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川上由香里/研修医日記
 今回三週間という短い間ですが、皮膚病理研修をさせていただきました。私はまだ研修医で、皮膚科のことは全くと言っていいほどわかっていない状況ですが、今後皮膚科医になって、患者さんの皮疹をみた時にきちんと診断できるようになるには、皮膚病理をしっかり読めるようになり、皮疹と照らし合わせながら診察していくことが必要なのではないかと思い、今回研修の申し込みをさせていただき、研修が実現しました。

 平日は朝7時半頃から夕方5時頃まで 、木村先生が標本を見て診断されるのを私も一緒に見て勉強しましたが、初日は先生の診断の早さに圧倒されてしまいました。診断中は先生が説明されたことをひたすらノートにとり、空いた時間に教科書と照らし合わせながら復習しました。

 最初の一週間は、先生の説明を頭で理解する間もなくとにかく聞き漏らさないようにノートにメモをとることで精一杯でしたが、二週目になると、先生の説明を自分なりに考えながらノートに書きとめることができるようになりました。そして三週目は、先生と一緒に自分でも考えながら標本をみる余裕が少しだけ出てきました。先生の診断はものすごく早く、標本を見始めてから先生が診断名を口にするまでの時間はわずかしかないので、私が自分なりの診断に至る前に先生が診断名を言われることがほとんどですが、ごくたまに間に合ってしかも先生の診断と一致したときはすごくうれしかったです。ただ、私の場合はまだ、何となくこれまでに見た○○に似ているから、というくらいの根拠しかないので、今後はそのように診断する根拠も勉強していきたいです。

 診断の合間に、先生が時々雑談されるのですが、その雑談も楽しかったです。雑談には、皮膚科医になってから必要なことや先生がどうやって英会話を習得されたかなど将来のためになるお話から、札幌市のディスカウントストアや先生オススメの漫画の話など本当の雑談まであり、診断中のちょっとした息抜きになりました。

 このように、平日は充実した皮膚病理研修生活を送りましたが、せっかく北の大地、北海道!!(しかも冬!!)にいるんだからということで土日は北海道を満喫しました。研修生みんなで旭山動物園に行ったり、富良野や小樽にも行ったりしました。日曜日に帰るのですが、私が帰る前日には網走の流氷も見に行きたいね、などと話しているところです。土日も本当に充実した日々を過ごしました。

 わずか三週間でしたが、ここでの研修は本当に有意義なものでした。ここで研修して、皮膚病理に対する抵抗が薄らぎました。今後自分で皮膚病理の勉強をしていくときに、勉強しやすくなると思います。また、ここには日本だけでなく他の国々の方も研修に来られています。海外の方と話したり、一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりするのは、日本にいて生活していても、なかなか日常的にできることではありません。相手の言っていることは分かっても、こちらから伝えようとするとき、うまく単語が出て来ず言いたいことをうまく伝えられないもどかしさも経験しました。語彙力不足と英語を話すための筋肉トレーニング(木村先生がおっしゃるには英語を話すには日本語とは別の筋肉が必要!!)不足を痛感しました。ジェスチャーと私のめちゃくちゃな英語でも理解してくれたRiesyeとGayleも、私たち日本人と同じように母国語は他にあるのに、英語を母国語のように流暢に話せることがすごいなと思いました。女子三人集まってご飯を食べながら色んな話をしましたが、女子は話好きなこと、また女子だけが集まって話すときの話の内容は日本でも海外でも一緒なんだな、と女子トークに国境はないことも勉強になりました。今回の研修は、皮膚病理の研修だけでなく、海外の方との交流により、私の世界を広げてくれた貴重な研修になりました。木村先生、阿南先生、研修生のみんな、スタッフのみなさん、楽しく充実した三週間をありがとうございました‼‼
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