FC2ブログ
研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
200401<<1234567891011121314151617181920212223242526272829>>200403
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
東川晋語/Common diseasesをたくさん見よう!
「良性疾患をしっかり分類して見るのは大切なことだよ。」と木村先生はよくおっしゃ います。
色素細胞性母斑のような良性疾患を適切に分類して特徴的な所見を整理することにより、悪性疾患がより良く理解できるのだそうです。
 皮膚病理研究所に通い始めてから2ヶ月になりましたが、最近になってその意味が少しはわかるようになってきたと思います。まだ通い始めのころは「何故ホクロひとつをblue nevusやらミーシャータイプやらにわざわざ分類するのだろう?」と疑問に思ったものでしたが、確かに顕微鏡下に見える切片から明らかな所見を常日頃しっかり取ることで、「この症例はこういう点で特徴的である」「この疾患にはこれらの付属所見が多く見られる」などと具体的に考えることが可能になります。また俗に言われる「絵合わせ診断」が難しく、診断名を付けるのに苦労するような検体であっても、このような細かな所見をしっかりと取る習慣が付いていると少なくともある特定の疾患であることを裏付けることができます。診断が難しくてもこのような診断名をきちんと付ける努力をすることはとても大切なことで、その為にも生理学や組織学が非常に重要になる、ということを木村先生は常日頃おっしゃっていますが、それが納得できる今日この頃です。
今週の「心に残る木村先生の一言」
 「Common diseasesをしっかり診断して治療できるようになること」
スポンサーサイト
山口淳/研修医日記8
  ひさしぶりの研修医日記です。札幌に来て4ヶ月余りが過ぎました。病理診断の力については、common diseaseに関しては腫瘍性病変は木村先生の診断との的中率は高くなってきたようです。しかし、腫瘍性疾患でも稀なものや炎症性疾患はまだまだです。今後もあせらず、たゆまず学んでいくつもりです。
 話は変わりますが、私のアルバイト先の医療法人は一般の皮膚科訪問診療だけでなく褥瘡治療についても訪問診療を行っています。機会を設けては診療を見学させて頂いています。褥瘡については、病態の評価方法や治療法が褥瘡治療に当たる医師間で統一されていない状況です。私自身、評価も治療も、場当たり的な部分が多く、よい機会と思い勉強させていただいています。
 札幌に来るまでは皮膚科のフルタイムの訪問診療があることも知りませんでした。その私が木村先生のもとに来て、今や褥瘡の訪問診療にも参加できるようになっています。人生の拡大です。人と人のつながりというものは実に妙趣あるものです。このような機会を与えてくださった木村先生そして医療法人の方々にはほんとうに感謝しています。
copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。