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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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仙波祐子/研修医日記 最終回
 半年間の研修もあっという間に終了を迎えてしまいました。

 北海道は吹雪いていましたが、三重では桜が咲いています。毎日が飛ぶようにすぎていった、本当に楽しく、充実した半年間でした。今は札幌にいたことが夢のようで、冬眠から醒めたクマのような気持ちです。

 木村先生は、お一人でたくさんの標本を診断し、大変お忙しい毎日でありながら、日々標本の解説を続けて下さり、またその時その時の能力や興味の対象に応じて、適切なミッションやプロジェクトを与えて下さいました。階段を一歩一歩上っていくように、段階に応じて研修内容が変わっていくことで、マンネリ化を防ぎ、成長を実感することができたと思います。論文やブログ原稿など、研修期間中に仕上げられなかったものもありますが、なるべく早く先生のお手元に届くようにしたいと思います。どうぞ、お体に気をつけて、今後も皮膚病理を学びたい人達に、勉強の場所と機会を提供し続けて下さい。


 スタッフの皆さんには、陰ながらですが、本当に様々な場面で支えていただきました。時間に追われる慌ただしい業務中にもかかわらず、細やかな心配りと笑顔での対応、毎日の挨拶、学ばされるところが多かったです。そして日々の何気ないちょっとした会話に心癒されていました。また是非ご一緒にお出かけしましょう。


 一緒に研修をさせていただいた研修医の先生方、毎日朝から晩までおつきあい下さいまして、本当にどうもありがとうございました。隣で標本を見ながらあれこれ独り言を言っていたり、いい匂いを漂わせておやつを食べていたり、他にもいろいろとご迷惑をおかけしたことと思います。標本をお互いに見せ合いながら、意見や感想を交換できたことが、とてもいい勉強になりました。これからもお互いそれぞれの場所で、頑張っていきましょう。


 それから、カンファランスに参加させていただいた、北大病理部と皮膚科の先生方にも、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。形態学に精通した病理の先生方のコメントには本当に学ぶところが多く、何気なく語られる一言一言を、“耳をダンボにして”聞き入っていました。皮膚科のカンファランスでは、臨床と病理を照らし合わせて、難しい症例につっこんだディスカッションがなされていて、皮膚科の奥深さと面白さを教えていただきました。病理の勉強も大事ですが、正解に近づくために、臨床能力をもっともっと磨くことが必要だなと実感させられました。



 この半年でどれだけ成長できたのか、今自分ではよく分かりませんが、これまでの経験を明日からの診療に生かしていきたいと思います。また、今後は、札幌を離れてどう勉強を続け、成長していくかが、自分にとっての一番の課題だと思っています。半年間どうもありがとうございました。
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中村考伸/研修医日記5
3月30日です。
昨夜研修を終了し東京に帰ってきました。日を越えてしまいましたが日記を書いています。
昨日は朝から雪が降っていて寒い日でした。相変わらず路面も凍結しており気をつけて歩かないと転んでしまいそうです。いつものように7:30に木村先生がいらっしゃってリーデングが始まりました。
思えば3ヶ月あっという間でした。最初は訳もわからず木村先生のおっしゃることをひたすら聞いてプレパラートをみてノートをとり続ける毎日でしたがだんだんプレパラートをみて頭の中に病名が浮かぶ疾患が増えてきました。不思議にコード番号も覚えています。
(001はBCC、002はdermatofibroma、004はmelanocytic nevus、 005はSKなど)
1月からの検体番号は9000番台になりました。

プレパラートをみながらこの3ヶ月間を振り返って考えていました。雪の降る研修初日1月4日木村先生のリーディングに他の研修医が帰省のため1人きりで参加したこと。日本で有数のカンファレンスといわれる北大皮膚科カンファレンスに参加しその熱気に圧倒されたこと、北大病理部との合同カンファレンスにも参加し皮膚科以外の他臓器疾患やリンパ腫などの病理を勉強させていただいたこと、と刺激的な毎日でした。
また研修医の先生方は毛髪疾患のエキスパート阿南先生、神戸からいらっしゃった基幹病院の医長ををつとめられていた木曽先生、病理を専攻後皮膚科大学院に入られ三重からいらした仙波先生とみな優秀な先生方で多くのことを教えていただき学ばせて頂きました。

仕事としては大学よりの4症例を1例は皮膚をみる会で発表させていただき(その後皮膚科学会地方会で発表)3例は免疫染色も加えていただき検討していただきました。
皮膚病理クラブのブログもいくつか書かせて頂きました。勉強になったのはSCC in situとSCCの定義と鑑別点を教科書7冊ほど調べて表にしたことです。「1冊でわかる皮膚病理」の校正も一部担当させて頂きました。
 
またスタッフの皆さんはとてもよく働く明るい人たちばかりでおかげで楽しく研修させていただきました。研修以外にも楽しいことがありました。外科時代の先輩が函館にすんでおり遊びに行ったこと、2月に誕生会をしていただいたこと、食事は自炊で道産の海産物を中心においしくいただいたこと、送別会を盛大にしていただいてそこで1曲歌ったことから。木曽先生ボーカルで、木村先生と仙波先生演奏のコンサートにつながったことなどいろんなことがありました。そんなことを考えているうちにあっという間に私の帰る時間になり木村先生を始め仙波先生、スタッフの皆さんに送っていただきました。

研修当初は不安でしたが今は札幌にきてよかったと思っています。今後は病理から臨床を、臨床から病理を考えられる皮膚科医になれるようトレーニングしていきたいと思います。
最後に研修の場を与えていただいた木村鉄宣先生、研修医の先生方、スタッフの皆さん、またこの研修を許可し快く送り出していただきその後も叱咤激励していただいた出光俊郎教授、と医局の先生方に感謝して研修医日記を終わりたいと思います。
中村考伸/研修医日記4
 今日は3月22日です。
研修はあと1週間となりました。ここ数日は4月中旬に出版される「1冊でわかる皮膚病理」の校正を一部担当させていただきました。非常に皮膚病理がわかりやすく丁寧にしかも詳しく書かれている本です。読みながら校正していたのでとても時間がかかってしまいましたがとても勉強になりました。
明日からは目的を明確にして、こちらに持ってきた症例の検討、1月からの経験症例(炎症、メラノサイト、毛包脂腺系、腫瘍など)の復習をしようと思います。残りの日々を更に充実したものにしたいと思います。
中村考伸/研修医日記3
 今日は3月16日です。
札幌での研修もあと2週間を残すのみとなりました。
先週末は雪も少なくなりよい天気でしたので気晴らしに近隣を散策しました。13日は北十一条にある札幌市中央卸売場外市場に行ってきました。東西線を二十四軒でおりて徒歩10分ぐらいで、数十軒の鮮魚店がならんでおりとても賑やかな所です。カニ、ウニ、イカ、ホタテなど北海道の特産物があふれています。観光ルートにもなっており観光バスで多くの観光客が訪れていました。
いたるところでカニをすすめられました。あまりカニが好きではないので天然のホタテを3枚買いました。かなり大ぶりで身は刺身、残りはバター焼きにしましてとても美味しく頂きました。ちなみにお米は木村先生より契約農家から購入している「ほしのゆめ」をわけていただいていますがこれがまたうまい!幸せな食卓でした。

14日は北大の中を散策しました。現在の宿舎から徒歩5分ととても近いですが東京ドーム38個分と広大な敷地を有する歴史と伝統と多くの自然を感じさせる見どころの多い場所です。水曜日にカンファレンスで訪れている北大病院側からでなく北13条門より入りイチョウ並木を通ってメインストリートから札幌駅側に歩くと、かの有名な名言を残したクラーク博士像を見ることができます。また「武士道」を書いた新渡戸稲造博士の顕彰碑もあり、この近くのポプラ並木は雪景色とあいまってとてもきれいで幻想的でさえありました。と観光ガイドのようになってしまいましたが、心のビタミン補給をして残りの研修生活頑張ります。
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