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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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山口淳/研修医日記9
  昨年の10月から研修をはじめて、すでに5ヶ月が過ぎました。相変わらず1日当たり90件~120件余りの標本を木村先生のガイド付きで読んでいくということを続けていますが、一方ですでに診断がついた過去の標本を引っ張り出してきて独力で模擬報告書を作ってみるということ(仮にセルフレビューと呼んでみます)もやり始めました。セルフレビューをやると診断が木村先生の下したものと一致していても、いなくてもどの所見を診断に用いたのか、用いた所見をどう解釈するのかということを一つ一つの症例で検証していくことになります。この作業ではまず、これまでの研修で所見の表現方法あるいはterminologyといったことをどれだけ意識して学んでいたかが試されます。また、所見をどう解釈するかで疾患概念の理解度も試されます。このセルフレビューと木村先生の実際のリーディングに付いて学ぶことを並行して行うことで、所見の選択とその解釈が少しずつ正確で論理性のあるものとなっていくものと思われます。木村先生が所見に関するterminologyや表現方法に常に細かく注意しておられることは、こうした学習を行っていく上で非常に役立っています。

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