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研修医日記/医療法人社団 札幌皮膚病理診断科
Sapporo Dermatopathology Institute
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井上智子/研修医日記4
 さて、学会が始まりました。世界遺産でもあるジェロニモス修道院とベレンの塔の間に位置する、ベレン文化センターという最近できたとてもきれいな会場でした。今回の学会はon line登録で、学会の申し込みから飛行機の手配まで全て自分でしました。(もちろん概要は恵子さんに教えてもらいました)ホテルは学会事務局が手配してくれたのですが、今回の学会事務局はミスが多く、予約が間違っていたり、確認をしても返事が遅かったりで、何度もメールのやり取りをして、なかなか大変でした。
事務の能力の問題か、お国柄なのかはわかりませんが、研究所の事務の恵子さんも何度かfaxやメールのやり取りをされたようでしたし、学会当日もいろいろクレームが出ていたようです。私は、国際学会は初めてなので他の国がどうかはわかりませんが、日本の学会の事務局はどこも本当にしっかりしているなと改めて感じました。
また、とても不便だったのが、インターネットです。いわゆるネットカフェをなかなか見つけられず、あってもLANをつなぐことができないところがほとんどでした。われわれが泊まったホテルは会場に一番近く、安く、質素だけれども清潔で、スタッフは親切で交通の便もよくとても快適でしたが、インターネットはできませんでしたメールのチェックをどうしてもしたかったので一度だけ学会指定の超高級ホテルまで出かけて、ビジネスセンターを使わせてもらいました。本当は宿泊客のみが使用できるところなのですが、木村先生の人脈を利用して宿泊客の友達ということで無理やりに使わせてもらいました。普通なら学会会場にネットスペースを作っているものだと思っていたのですが、ネットができるコンピュータが1台あるのみで、LANはつなげませんでした。これには困りました。

本題に戻ります。学会初日は午後からの受付で開始し、Self assessment courseに参加しました。参加者がたくさんいたため、3グループ(各1時間半ずつ)に分けて行われました。私たちは当日参加を申し込んだので第3グループで5時過ぎからでした。Self assessment courseというのは与えられた標本を読み、与えられた臨床情報とあわせて診断をするという実践問題のようなものです。今回は33題でした。会場には数10台の顕微鏡が並び、参加者は順に並んで座って、回ってきた標本を読みます。
限られた時間で標本を読み、次の人に回さないといけないのでとにかくあせってしまってパニックでした。私の後が木村先生でしたので多少時間をかけても大丈夫でしたがその次の人を待たせない程度には標本を回さなければならず、私にはかなりハードでした。解答は、Self assessment discussionが最終日にあり、そのときまでのお楽しみです。が、感触としてはまったくできた感じがせず、ただただパニクって終わってしまい、落ち込むだけでした。
木村先生も初めてのSelf assessmentはかなり出来が悪く落ち込んだもんだよと慰めてくださいましたが、比べ物にならないほどでしょう。でもいいんです。これからですから。
初日はあっという間に終わりました。
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